傾聴とは、相手の話の文字通りの意味だけを受動的に聞くのではなく、「この人はどうしてこんな風な話し方をするのだろう」、「どんな気持ちで話しているのだろう」というように相手の気持ちや背景などもわかろうとする積極的な姿勢で話を聴くことをいいます。

 聴き手が話し手を大切にする心構えで傾聴をしていくと、話し手は自分の気持ちを率直にのびのび話すことができ、内面的に変化する可能性があります。

 話し手が聴いてもらっていると感じることが重要です。

 相手の気持ちに寄り添うことができるので、悩んでいたり、傷ついていたりする相手には、まずは傾聴で!普段の日常会話にも用いることで人間関係がスムーズになったり、相手との信頼関係を築くことに役立ちます。

すぐに使える傾聴技法!

1.あいづち(簡単な受容)
   「はい」「ええ」「うむ」「なるほど」などとうなずきながら、まずは自分の意見は言わず、
  一生懸命耳を傾けていることを伝えます。
   この技法は”単純な受容”、”最小限の励まし”とも言われ、相手の話に評価や判断を
  加えず、そのまま受け取る技法です。
   意見を言わずというのが結構難しいのですが、お試しください。

傾聴における姿勢は来談者中心療法の基本的態度を参考にしてください。

さらに傾聴を身につけたい方は傾聴レッスンに参加してみませんか。