「あなたって、いい人（子）ね」と言われた場合、どこがどういいと言われたのか考えたことはありますか？いい人ねと言われて悪い気がする人は少ないのではないでしょうか。でも、手放しに喜んでしまう前に一度、立ち止まってもよいのではないかと思います。
多くの場合、誰かにいい人ねと言われれば嬉しいですし、言ってくれた相手に対して好感を持ちます。時には、もっと何かをしてあげたいという気持ちになったりすることもあるでしょう。その気持ちでお互い接することで親密な人間関係が築いていけるのだとも思います。しかし、この”お互い”ということが大切で、ふと気づくと何故か自分ばかりが相手に合わせていたり、無理していたりして窮屈な思いをしているなんてことはありませんか？
「いい人ね」という言葉の前には、実は”都合の”という言葉が省略されている場合が少なくありません。つまり、「（相手にとって）都合のいい人ね」ということになります。もしそうだとしたら、少し失礼な話で複雑な心境ですよね。しかしながら、残念なことにいい人と呼ばれる人の中には、もう限界と思いつつもなかなかいい人がやめられな人が多く辛いところです。 
