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先進対策を厚労省紹介「悩んでいる人見て」「いきる」
自殺が社会問題化する中、厚生労働省は、予防対策に関する総合的なホームページ(HP)を今月末にも開設することを決めた。先進事例などを紹介することで、自治体や企業などの取り組みを支援するのが目的だ。
担当する上田茂国立精神・神経センター精神保健研究所長「『ネット自殺』が問題となっているが、インタトネットは有益な情報も広く伝えられる。対策担当者だけでなく、悩んでいる人や家族にも役立つようにしたい」と話している。
HPは自殺に関する統計、予防やうつ対策の各種マニュアル、自治体の対策事例や教材、研究報告書などで構成する。
「いのちの電話」や精神保健福祉センターなどの心の健康相談を行っている組織のページへのリンクも掲載する。
自殺者は一九九八年から七年連続で年間三万人を超え、先進国の中でも高い水準となっている。背景にうつ病が存在するケースが多く、同省は昨年、早期に気付くことの重要性などを盛り込んだうつ対策マニュアルを作成している。
自殺率の高い自治体では、スクリーニングなどのうつ対策に先駆的に取り組み、一定の成果を上げている所もある。
地域によって実情や有効な対策は異なるため、同省は自治体に依頼し、対策の事例や、予防の普及啓発に使用している教材・パンフレットを収集。こうした資料を、それぞれの実情に応じた対策の参考にしてもらう。
また、世界保健機構(WHO)の自殺予防対策ページなどの海外情報も翻訳して掲載する。
05年8月16日「中日新聞」より
2009年06月09日 ↑ページトップへ







